大きなクリスマスプレゼント
ドイツにきて4年目のクリスマス。
クリスマス・マーケットと街のシュティフト教会
シュトゥットガルトでの留学が始まって二か月もしないうちにドイツでの初めてのクリスマスを迎えたときのことを今でも鮮明に思い出します。
あの時は家がまだ見つかっていなくて、、、街にでて混雑しているクリスマス・マーケットの人ごみにもまれながら、家族みんなで楽しそうにしている人たちを見ては、「私の家族はどうしているかな・・・一緒にいられたら幸せなのにな・・・」なんてすこしさみしくも思っていたなぁ~と。
自分の家を見つけることやいろいろわからないまま進んでいく毎日に不安を抱えながら、この街に一人ぼっちな気持ちだったのだな~と思い出します。
あぁ・・・若かった
それに比べていまは・・・(笑)
街がクリスマス一色に染まり始めたころ、一本の電話。
シュトゥットガルトのシュティフト教会からでした。
「二週間後の教会でのコンサートにピンチヒッターで出られるか?」と。
コンサートで弾くはずであったオルガニストが病気とのこと。
え?二週間しかない上に、プログラムもクリスマスにちなんだものでないといけない。。。今から準備して大丈夫かな、わたし。。。と思いつつ、街で一番大きなシュティフト教会で演奏できるなんて幸せの大きさに負けて、お話をお受けしました
急いで家にある楽譜をあさってあさって。。。
プログラムがやっと決まって譜読みをはじめてしばらくたった木曜日。
いつもの門下の集まりに行くと、、、
「まみは再来週シュティフト教会で本番があるんだから、いまみんなの前で弾いときなよ!」とみんなに言われ、ドキッ!!!!
「ちょっっっと。。。今日は無理。。。かなぁ。。。」ともぞもぞしていたら、先生がみんなに、、、
「それは当日お金を払ってコンサートを聴きにいっておいで!」と!
・・・そういう問題じゃないんだけどーーー
。。。と一人必死に焦っている私でした。
こんなことであたふたしてては、まだまだだな、わたし。。。
毎年、クリスマスまでの一か月、毎日お昼の時間に開かれるシュティフト教会のオルガンコンサート。
毎日違うオルガニストの演奏を聴くことができるなんて、贅沢な時間です。
街の目抜き通りにはコンサートの旗(?)が掲げられ。
ピンチヒッターの私はというと。。。
「プログラム変更!
12月12日は長田真実が弾きます。
演奏曲目は以下です。。。(略)」
という紙を教会の入り口の至る所にペタペタと張られて、だれよりも目立っていました(苦笑)
インターネットのサイトにも、ピンチヒッターの演奏者だからと、特別私のプロフィールをのせてくださり、
演奏会前の司会者のあいさつでもご丁寧に私のことを説明してくださり。。。(^_^;)
なんだか私の方が恐縮でした(汗)
でも教会のスタッフの方々の温かい支えとお気遣いのもと、当日を迎えることができました♡
感謝です(>_<)
音大の先生と演奏会後のひととき
そして聴きに来てくださったみんなとのひととき
普段この街にいてもなかなか手の届かない楽器にこうして触れる機会をいただき、少しこの街で積み重ねてきた日々に思いを寄せる一日となりました。
クリスマス・マーケットと街のシュティフト教会
シュトゥットガルトでの留学が始まって二か月もしないうちにドイツでの初めてのクリスマスを迎えたときのことを今でも鮮明に思い出します。
あの時は家がまだ見つかっていなくて、、、街にでて混雑しているクリスマス・マーケットの人ごみにもまれながら、家族みんなで楽しそうにしている人たちを見ては、「私の家族はどうしているかな・・・一緒にいられたら幸せなのにな・・・」なんてすこしさみしくも思っていたなぁ~と。
自分の家を見つけることやいろいろわからないまま進んでいく毎日に不安を抱えながら、この街に一人ぼっちな気持ちだったのだな~と思い出します。
あぁ・・・若かった
それに比べていまは・・・(笑)
街がクリスマス一色に染まり始めたころ、一本の電話。
シュトゥットガルトのシュティフト教会からでした。
「二週間後の教会でのコンサートにピンチヒッターで出られるか?」と。
コンサートで弾くはずであったオルガニストが病気とのこと。
え?二週間しかない上に、プログラムもクリスマスにちなんだものでないといけない。。。今から準備して大丈夫かな、わたし。。。と思いつつ、街で一番大きなシュティフト教会で演奏できるなんて幸せの大きさに負けて、お話をお受けしました
急いで家にある楽譜をあさってあさって。。。
プログラムがやっと決まって譜読みをはじめてしばらくたった木曜日。
いつもの門下の集まりに行くと、、、
「まみは再来週シュティフト教会で本番があるんだから、いまみんなの前で弾いときなよ!」とみんなに言われ、ドキッ!!!!
「ちょっっっと。。。今日は無理。。。かなぁ。。。」ともぞもぞしていたら、先生がみんなに、、、
「それは当日お金を払ってコンサートを聴きにいっておいで!」と!
・・・そういう問題じゃないんだけどーーー
。。。と一人必死に焦っている私でした。
こんなことであたふたしてては、まだまだだな、わたし。。。
毎年、クリスマスまでの一か月、毎日お昼の時間に開かれるシュティフト教会のオルガンコンサート。
毎日違うオルガニストの演奏を聴くことができるなんて、贅沢な時間です。
街の目抜き通りにはコンサートの旗(?)が掲げられ。
ピンチヒッターの私はというと。。。
「プログラム変更!
12月12日は長田真実が弾きます。
演奏曲目は以下です。。。(略)」
という紙を教会の入り口の至る所にペタペタと張られて、だれよりも目立っていました(苦笑)
インターネットのサイトにも、ピンチヒッターの演奏者だからと、特別私のプロフィールをのせてくださり、
演奏会前の司会者のあいさつでもご丁寧に私のことを説明してくださり。。。(^_^;)
なんだか私の方が恐縮でした(汗)
でも教会のスタッフの方々の温かい支えとお気遣いのもと、当日を迎えることができました♡
感謝です(>_<)
音大の先生と演奏会後のひととき
そして聴きに来てくださったみんなとのひととき
普段この街にいてもなかなか手の届かない楽器にこうして触れる機会をいただき、少しこの街で積み重ねてきた日々に思いを寄せる一日となりました。
by mint-cherry
| 2015-12-12 07:18
| 留学生活 in Stuttgart