世界遺産の修道院 ~マウルブロン~
シュトゥットガルトから電車とバスで1時間半のところにある、マウルブロン修道院。
中世の修道院の姿をドイツで最もよく残しているといわれ、世界遺産に登録されたこの修道院で、今日は先生のコンサートがあり、訪れました。
少し前の温かさがウソのように、最近一気に気温が下がり、朝晩は3℃前後・・・
はく息、鼻息まで白くなります
冷たい空気と雲のない青空!
電車を降り、バスにのると、見る見るうちにあたりが牧草地(?)に変わり、ひろ~い大地に羊の戯れ・・・
そこに現れた小さな街に修道院はありました。
ヘルマン・ヘッセの小説「車輪の下」の舞台として知られ、彼自身もマウルブロンの神学校に通っていた時期もあったのだそうです。
修道院への入り口をくぐると、なかは一つの小さな小さな町のようになっていました。
上から見るとこのような感じになっています。
そして正面に現れたのが修道院
静かな静かな修道院の廊下にそって歩く。
中庭から・・・
グルッと廊下を歩いていくと、大きな礼拝堂にたどりつきました。
そしてオルガン。なんだか神々しくみえます
近づいていくと、十字架にかかったイエスさまを背に、ローマン先生がリハーサル中!
礼拝堂にガンガン力強く響くレーガーのコラール作品。
ああ~かっこいいなぁ(>_<)(>_<)
平日は毎日大学のレッスン室にこもって朝から夕方までずーーーっとレッスンに追われ、週末は国を越えての演奏会や講習会に飛び回り、本当にいつ先生はオルガンを練習されているのか・・・不思議でしょうがないです・・・
オルガンに向かう先生の頭が小さく小さくみえます
きっとオルガンと静かに向き合える至福の時間なんだろうなぁ・・・
修道院を見終わった後、コンサートまで時間があったので、敷地内にあるあやし~い魔女のお店へ・・・
中で売っているもののすべての商品名の最後に「魔女」がつく・・・(笑)
紅茶やお菓子に魔女が付くとすごくあやしいなぁ・・・
マウルブロンでもう一つ有名なのは、郷土料理の由来がここにあったということ!
Stuttgartのある地域、シュヴァ―ベン地方の郷土料理として有名な「マウルタッシェン」はこの修道院でできたものだそうです。びっくり!!!!
このマウルタッシェンができるまでをたどると・・・
当時、修道院の中でお肉を食べることは禁じられていたが、修道院の僧がどうしてもお肉が食べたかったようで、どうにかしてお肉を食べる方法はないかと考えはじめた!
「そうだ、パスタのような生地に包んでしまえばお肉は見えないしわからないじゃん!」
こうやってマウルタッシェンが出来上がったという、とっても単純で「え~?いいのそれ?」というお話。。。
やはり人間のすることは・・・と考えさせられます(苦笑)
その結果に出来上がり、郷土料理としてこの地域で多くの人に食べられているマウルタッシェン
そのオリジナルが食べられるということで、レストランに入りました。
普段外で食べることがあっても、何度もリピートして食べようとまでは思わないマウルタッシェンですが、久しぶりに発祥の地で食べて、今日はとってもおいしく感じました!
そして最後に先生のコンサートを聴きに再び修道院へ。
北ドイツものからバッハ、そしてリスト、レーガーまで・・・コラールを主題に並べられたブログラム。
今日10月31日は、ドイツでは・・・
「1517年 - マルティン・ルターが、ローマ教会の贖宥状の販売を糾弾する「95ヶ条の論題」を教会の壁に貼り出した」日とされています。
それにちなんで、演奏会のコラールはマルティン・ルターが書いたものを中心になっていました。
(ドイツにいる自分を改めて実感・・・)
力強い先生の演奏に圧倒されながら、オルガンの響きを体いっぱいに浴びたひとときでした。
終演後、帰りのバスが一時間半も待たないとないという田舎。
バスと電車でふたたびシュトゥットガルトに戻ります。
今日はハロウィンで若者は大騒ぎ(>_<)
仮装した人がたくさんで、電車に乗ったはいいけれど、血まみれの服を身にまとって顔が真っ白に塗られてるひととか、ゾンビのようなマスクをかぶったひととか。。。
気持ち悪くて見ていられなくて、席があいたら即移動しました
中世の修道院の姿をドイツで最もよく残しているといわれ、世界遺産に登録されたこの修道院で、今日は先生のコンサートがあり、訪れました。
少し前の温かさがウソのように、最近一気に気温が下がり、朝晩は3℃前後・・・
はく息、鼻息まで白くなります
冷たい空気と雲のない青空!
電車を降り、バスにのると、見る見るうちにあたりが牧草地(?)に変わり、ひろ~い大地に羊の戯れ・・・
そこに現れた小さな街に修道院はありました。
ヘルマン・ヘッセの小説「車輪の下」の舞台として知られ、彼自身もマウルブロンの神学校に通っていた時期もあったのだそうです。
修道院への入り口をくぐると、なかは一つの小さな小さな町のようになっていました。
上から見るとこのような感じになっています。
そして正面に現れたのが修道院
静かな静かな修道院の廊下にそって歩く。
中庭から・・・
グルッと廊下を歩いていくと、大きな礼拝堂にたどりつきました。
そしてオルガン。なんだか神々しくみえます
近づいていくと、十字架にかかったイエスさまを背に、ローマン先生がリハーサル中!
礼拝堂にガンガン力強く響くレーガーのコラール作品。
ああ~かっこいいなぁ(>_<)(>_<)
平日は毎日大学のレッスン室にこもって朝から夕方までずーーーっとレッスンに追われ、週末は国を越えての演奏会や講習会に飛び回り、本当にいつ先生はオルガンを練習されているのか・・・不思議でしょうがないです・・・
オルガンに向かう先生の頭が小さく小さくみえます
きっとオルガンと静かに向き合える至福の時間なんだろうなぁ・・・
修道院を見終わった後、コンサートまで時間があったので、敷地内にあるあやし~い魔女のお店へ・・・
中で売っているもののすべての商品名の最後に「魔女」がつく・・・(笑)
紅茶やお菓子に魔女が付くとすごくあやしいなぁ・・・
マウルブロンでもう一つ有名なのは、郷土料理の由来がここにあったということ!
Stuttgartのある地域、シュヴァ―ベン地方の郷土料理として有名な「マウルタッシェン」はこの修道院でできたものだそうです。びっくり!!!!
このマウルタッシェンができるまでをたどると・・・
当時、修道院の中でお肉を食べることは禁じられていたが、修道院の僧がどうしてもお肉が食べたかったようで、どうにかしてお肉を食べる方法はないかと考えはじめた!
「そうだ、パスタのような生地に包んでしまえばお肉は見えないしわからないじゃん!」
こうやってマウルタッシェンが出来上がったという、とっても単純で「え~?いいのそれ?」というお話。。。
やはり人間のすることは・・・と考えさせられます(苦笑)
その結果に出来上がり、郷土料理としてこの地域で多くの人に食べられているマウルタッシェン
そのオリジナルが食べられるということで、レストランに入りました。
普段外で食べることがあっても、何度もリピートして食べようとまでは思わないマウルタッシェンですが、久しぶりに発祥の地で食べて、今日はとってもおいしく感じました!
そして最後に先生のコンサートを聴きに再び修道院へ。
北ドイツものからバッハ、そしてリスト、レーガーまで・・・コラールを主題に並べられたブログラム。
今日10月31日は、ドイツでは・・・
「1517年 - マルティン・ルターが、ローマ教会の贖宥状の販売を糾弾する「95ヶ条の論題」を教会の壁に貼り出した」日とされています。
それにちなんで、演奏会のコラールはマルティン・ルターが書いたものを中心になっていました。
(ドイツにいる自分を改めて実感・・・)
力強い先生の演奏に圧倒されながら、オルガンの響きを体いっぱいに浴びたひとときでした。
終演後、帰りのバスが一時間半も待たないとないという田舎。
バスと電車でふたたびシュトゥットガルトに戻ります。
今日はハロウィンで若者は大騒ぎ(>_<)
仮装した人がたくさんで、電車に乗ったはいいけれど、血まみれの服を身にまとって顔が真っ白に塗られてるひととか、ゾンビのようなマスクをかぶったひととか。。。
気持ち悪くて見ていられなくて、席があいたら即移動しました
by mint-cherry
| 2013-10-31 23:30
| 留学生活 in Stuttgart